さて、この仕様?バグ?でもっとも影響が出てくるのがリキッドデザイン(幅可変)。幅可変の特徴と言えばウインドウの幅に関係なく表示エリアに収まり表示されることですが、しかしIE7で拡大・縮小するとその利点が完全に失われてしまいます・・・僕が適当に作った幅可変仕様テンプレートで見てみましょう。

拡大率110%。横スクロールバーが出現して全体を表示することが不能になります。このデザインのようにサイド余白が少ない場合は拡大率110%で既に横スクロールしないと読めなくなってます。これが1カラムだったら一行読む度に横スクロールバーを動かさないといけない可能性も・・・。
Microsoftはリキッドレイアウト(幅可変)を根絶しようとしているのか?それともフォント拡大縮小機能も残してあるからレイアウトに応じて臨機応変に使えってことなのかな?そんなバカなw。まあリキッドデザインを採用しているWebの多くは何気にデフォルト状態でのフォントサイズが大きい場合が多いから大丈夫かな。←そんな問題じゃないな・・・

基本的に縮小なんてされるとは思いませんが一応拡大率60%。幅固定デザインのようになってます。おいおい^^;
話は少し変わりますがIE7ズーム機能にはbodyに指定された背景画像が拡大縮小されないバグ?仕様?があります。(何気にFC2ブログ新管理画面がこのバグを回避していたのには驚いた。)単純な回避方法として少し不細工ですが背景用のdivを配置することで回避可能なのですが、その背景用のdivに壁紙を敷き詰め縮小表示するとどうなるか?

予想通りの展開です。もともと中央に縮小されていかないのでこれはこれでありあr・・・ねーよw
そもそもズーム機能はフォント拡大縮小と違い製作者の意図するデザインをキープしながら自分の読みやすい倍率(文字サイズ)にできるという画期的な機能だと思っているのだが、これでは本末転倒。以前のフォント拡大縮小仕様のほうがよっぽどましな気がする。
Microsoftによると2008年以降に自動更新機能でIE7を配信するらしいですが、こんな不思議ズーム機能搭載ブラウザが自動更新で知らない間にインストールされて広まっていくと思うと・・・それまでになんとか他のバグを含めて修正・改善されることを祈ります。反面、Web屋がこの問題をどうクリアしていくのか何気に見てみたい気もします。( ´ー`)
ちなみに同じズーム機能を備えたブラウザにOperaがありますがこちらは横スクロールバーも出ることなくまとも?に動作します。全体的な作りもIE7に似ていて(IE7がOperaににているが正解かな。)もうOperaにしちゃえばいいぢゃん?って感じですw。
ところでこの件に関してGoogleでいろいろ検索してみたのですが、『あれ?この不具合が出るのは俺だけ?』と思ってしまうほど検索にヒットしません。普通に公式サイトからIE7をダウンロードしてインストールしただけだし、設定も弄ってないので俺だけじゃないよね?。なぜなんだ・・・。既に何らかの解決策があったりして・・・(浦島太郎的な意味で・・・←パクってみたw)
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